別所沼までランニングに出掛けました。

takuzemi2009-05-05

午前中は別所沼までランニングに出掛けました。「花と緑の散歩道」では久し振りに「散歩道のご隠居」ことOさんにお会いして挨拶しました。・・・別所沼公園は連休中とあって、ランニング、ウォーキング、ハイキングなどを楽しむ市民の皆さんで一杯です。暖かな日で身体も伸び切ってしまいそうです。ストレッチと準備運動をたっぷりと済ませてから走り始めました。今日は体調がもう一つで3000mほどで切り上げておきました。・・・お休みなので顔見知りの隣人たちにも良くお会いします。同じマンションに住む「ノッポさん」にもお会いして挨拶しました。
帰宅して漱石の『道草』の再読に取り掛かりました。こちらも数回目の読書ですので色違いの水性ペンをチェック用に使って書き込みをしながら読み進めました。健三と御住のやり取りも、ちょっと距離を取って読むと絶妙な掛け合い漫才のような面白みが感じられます。
漱石は小説中に「落差のある会話」を導入するのが得意ですね。『吾輩は猫である』の「吾輩」と(車屋の)「黒」とか『三四郎』の「三四郎」と「美禰子」とか、「関節外し」のごとき会話が滑稽感を生んでいます。両者の間のコミュニケーションの不全が第三者である読者には面白く見えるのでしょうか。