ハンドアウトに沿ってレトリックの話をしました。

takuzemi2009-05-07

連休明けの授業が待っています。午後からの授業なので朝は自宅の居間で授業計画などを練りながら時間を過ごしました。「文学」の講義は毎回、パワーポイントのスライドをスクリーンに映写しながら進めています。コンピュータの操作に気を取られて、講義の流れがスムースでなくなる嫌いもあります。今日は雨模様なのでコンピュータを持たずに出掛けて、ハンドアウトに沿って話すことにしました。(ハンドアウトはすでに先週、助手のMさんに印刷をお願いしてあります。)
11時には早めの昼食を済ませて家を出ました。小雨の降る寒い連休明けになってしまいました。傘を差しての移動です。大学に着いて一休みしてから教材や教具を点検しておきました。12時半には725大教室に移動してハンドアウトや出席表をセットしておきました。
今日はスクリーンやコンピュータを使わずにハンドアウトに沿ってレトリックの話をしました。言語学者佐藤信夫先生の『レトリック認識』(講談社)の内容を紹介する形です。小学館文庫にも小説の冒頭の一句を集めた楽しい一冊があります。『クイズでなっとく「頭出し」文章教室』(月とうさぎ文学探偵団編)です。小説の冒頭の部分を読み上げて、学生諸君に書名を当ててもらうというクイズも楽しみました。