論文を構想しながら悶々としている毎日です。

午後はさすがに疲れが溜まってしまいました。このところ頑張ってアイデアノートを作り続けてきたストレスが溜まってきたのでしょうか。首筋やら両肩やらがかなりに固まっています。打ち込みの作業は中断して、古いデータをプリントアウトした「全三行革命」のバインダーなども物色しながら時間を過ごしました。
とりあえず、午前中に作業したデータをA4−30穴のルーズリーフに印刷して、バインダーに収納しました。かなりの量が溜まってきているのですが、論文に持って行くには核となるアイデアがなければ駄目だということは自分でも分かっています。それを考えると、ちょっと憂鬱になってしまいます。
テクストを虚心に読んで、漱石の文学論にも出てくる「F=f」を読み取ることを心掛けて、読みの行為の精度を上げていく以外には方法がないと考えています。
今日は結局、8時間ほど織物(テクスト)の生産の作業を続けました。けれども、いくらデータを溜め込んでも、「全景」を一瞬にして照らし出すビジョンがなければ、良い論文は書けないと思うのですね。そんなことを考えながら、実は悶々としている毎日です。