森田監督の『それから』を見て楽しみました。

今日はもう一つ調べなければならないテーマがあります。「テクスト生成論」や「草稿研究」のキーワードでGoogleなどを検索して調べました。面白そうなデータはURLを明記してからテクストで保存して、ワードにデータを貼り付けてプリントアウトしました。気が付いたらA4で100ページ近いデータを印刷してしまいました。10数ページに渡るフランス語や日本語のデータにキーワードのチェックをしながら目を通さねばなりません。色々と勉強になりそうです。(^_^;;
三浦雅士氏の『漱石 母に愛されなかった子供』(岩波新書)を読んでみたら、『それから』の結末をなかなか肯定的に読んでいます。これを学生諸君に紹介する形でハンドアウトにしようかと思い立ちました。三浦氏が『それから』について触れている14ページほどの部分をスキャナーで読み取りました。スキャナーでの読み取りの作業には「バグ取り」の作業が不可欠です。A4で7ページほどのデータの誤変換の部分を夕方には修正して過ごしました。・・・夕方の4時半には何とか今日の作業も片付きました。ほっとしたので森田芳光監督の『それから』を見て楽しみました。代助役の前田優作のニヒルな感じが何とも素敵です。筒井ともみさんの台本も素晴らしい出来ではないでしょうか。・・・小説のラストシーンで出てくる「赤」のイメージが映画では描かれていないのに気づいて驚きました。