学生諸君の近況を一人ずつ報告してもらいました。

軽いサラダで昼食を済ませて、大急ぎで大学に移動しました。何とか4限の始業時間に間に合って、A君と『星の王子さま』を読みました。いよいよ王子に取って大切な存在である「バラの花」が現れてくるくだりです。加藤晴久先生のていねいな注釈のおかげで、サンテグジュペリの文体の特徴まで読み取ることができます。意外に古風な文体を駆使している作家なのですね。今日もしっかりと原文のテクストを読み進めました。
5限のゼミでは今日は発表の準備が間に合いませんでした。私の方からは「免許更新制度に関わる講習」のテクスト作りの作業の苦労話などを打ち明けました。実際に途中段階の原稿を学生諸君に見てもらって、推敲作業の痕跡を追体験してもらいました。それから、就職活動などで忙しい学生諸君の近況を一人ずつ報告してもらいました。