午後は怠けてしまうことにしました。

狭山では徒歩でけっこう移動したので疲れてしまいました。片付けなければなかない仕事は山ほどあるのですが、午後は怠けてしまうことにしました。本当は原稿書きに精出さなければならないところなのですが、受動的な読書で過ごしました。(しかも、何と2時間の午睡付きです。)
目が醒めたらも、う大した仕事は出来そうもありません。駅前の須原屋書店に立ち寄って、新庄嘉章先生訳のデュマ・フィス『椿姫』(新潮文庫)と外山滋比古『読みの整理学』(ちくま文庫)を買って帰りました。(外山滋比古氏の『思考の整理学』(ちくま文庫)は面白いエッセーが満載の名著です。ゼミでも時々使わせてもらっています。)
夕方には秋学期の「ヨーロッパの文学」で語ってみたい新作の講義録をあれこれと夢想してみました。春学期の授業終了まで余すところ一カ月です。締め切りの迫った大事な仕事がいくつか入っています。「生涯学習センター」の3回の講座も7月には待っています。指定校訪問や出前授業の予定もあります。そんな中で長期のスパンの仕事の流れを何とか繋いでいく知恵が必要なのですね。一日に最低限3行のアイデアを書き留めるというコンセプトの「三行革命」の原点へと立ち戻るべきなのかも知れません。