『論文の書き方』の中の一章を取り上げて輪読しました。

別所沼から帰って、シャワーを浴びました。大変な汗です。簡単な昼食を済ませて、大学に移動しました。大学に着いて、研究室に入りました。先ずは今日の4年生のゼミで使うためのプリントを作りました。澤田昭夫氏の『論文の書き方』(講談社学術文庫)の中から、アウトラインの作り方を解説した部分を読んでみるつもりです。ヘミングウェイの『怒りのぶどう』を題材にして、アウトラインを作るという事例が紹介されています。『怒りのぶどう』のアウトラインもコピーしておきました。
4限の「フランス語5」はA君と『星の王子さま』の第9章を読みました。王子とバラの花との別れが語られる章です。この重要な章は端正な短文を積み重ねて、緻密に組み上げられています。一つ一つとレンガを積み上げながら、壮麗な大建築を築き上げるような、作者の根気のいる文章を練る作業の存在を思わせるのですね。感服してしまいました。
5限の4年生のゼミでは、澤田昭夫氏の『論文の書き方』の中の一章を取り上げて輪読しました。アウトラインの作り方をていねいに解説している部分です。先ずは基礎的な資料(データ)に素直に耳を傾けることが必要です。それから、データの構造を読み取ることが大切なのですね。・・・放課後には研究室でMさんと少々、お喋りしました。レポートをどう書くかという相談にアドバイスしました。実習校に出掛けていたM君も顔を見せてくれました。7月には教員採用試験が待っていると言います。大いに頑張ってください。