独りで見沼田んぼを歩くことにしました。

takuzemi2009-07-04

久し振りに完全オフの土曜日です。独りで見沼田んぼを歩くことにしました。武蔵浦和駅発10時2分の武蔵野線に乗り、二駅先の東浦和で下車しました。10時10分には駅前から水路に沿って歩き始めました。小松原女子校のグランド、明の星学園と次々と風景が変わっていきます。芝川調整池の工事も進んでいる様子です。用水に沿っては藪カンゾウの花が群生しています。しわくちゃで余り可愛げもない花たちです。用水の彼方には広大な農地が広がっていて、ひばりの声がけたたましいほどに空から降ってきます。10時40分には念仏橋の信号で国道を渡りました。この先はいよいよ見沼のディープゾーンとなります。
見沼代用水路に沿って歩きました。大崎橋から国昌寺に抜けて、左甚五郎作の欄間の龍を見上げました。境内のベンチに座って一休みしていると、名木センダンバノボダイジュの黄色の花がぱらぱらとこぼれてきます。庭の真ん中が花で黄色く染まっています。本堂から流れてくる木魚の音を聞いて「日々の塵労(わずらい)」を忘れました。
国昌寺から歩き始めたら、ウグイスの曲鳴きが聞こえてきます。「ホーホケキョ」の後に長い「ケキョケキョケキョケキョ」のアドリブが続きます。なかなか芸達者なウグイスのようです。・・・総持院、五斗薪橋、見沼自然公園、締切橋と今日は良く歩きました。