懐かしい映画のパンフレットが出てきました。

takuzemi2009-07-16

朝は「おがつ鍼灸接骨院」まで出掛けました。いつものように、先ずは電気による治療を10分ほど受けました。次には念入りなマッサージを10分ほど施していただきました。首筋の凝りも肩の凝りも確実に快方に向かっているようです。
帰宅して早めの昼食を済ませました。荷物を取りまとめて大学に移動しました。重い荷物を提げて移動するのが肩凝りには良くないと分かったので、荷物を軽くするように心掛けることにしました。
研究室に着いて書類を整理していたら、懐かしい映画のパンフレットが出てきました。パトリス・ルコント監督の『列車に乗った男』です。流れ者のミランジョニー・アリディ)が田舎町に辿り着きます。町はオフシーズンで何とホテルも閉ざされています。ミランは退職した元国語教師のマネスキエ(ジャン・ロシュフォール)とたまたま知り合います。そして、マネスキエの家に泊まることになります。流れ者と元国語教師というこの二人の間には、三日間の間に「死と再生」の時が訪れることになるというストーリーです。ある場面で荒くれ者のミランがマネスキエに拳銃の打ち方を教えます。お返しにとマネスキエがミランに差し出すのがアラゴンの詩集なのですね。「ポン・ヌーフの橋で わたしは会った/わたしじしんの 昔の姿に/その眼は ただ泣きわめくばかり/その口は ただ呪いちらすばかり」(大島博光訳)とアラゴン自身が荒れていた青年の頃の自分を回想します。(『列車に乗った男』のあらすじは以下のURLでご覧になれます。)

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4093