ブリュネルのテクストには今日も苦労しました。

takuzemi2009-07-17

毎週金曜日の10時40分からはFさんとの「ランボー読書会」を予定しています。朝はゆっくりと家を出て大学に移動しました。・・・大学に着いて驚きました。キャンパスにほとんど人影がないのですね。さすがに研究室には何人もの先生方が詰めていますが、学生諸君の姿がほとんど見当たりません。やって来たFさんに「今日は振り替えの休講日なのです」と聞いて、やっと納得が行きました。
「ヨーロッパの文学」の新作講義録を作ろうと目論んでいることをFさんにお話ししました。Fさんはオスカー・ワイルドの『サロメ』あたりを扱っても面白いのではないかとアイデアを出してくれます。なるほど『サロメ』はもともとフランス語で書かれた作品でした。・・・もう大昔の話しですが、結婚祝いに、ビアズレーの『サロメ』の挿画の一枚を木製の壁掛けにしたものを、家人の友人から贈られたことがあったのを思い出しました。(縁起が悪いので、我が家の居間には飾ってありませんが・・・。)
さてさて、ブリュネルのテクストには今日も苦労しました。Fさんの下訳を二人で検討しながら、テクストを読み進めました。どうにも日本語にならなくて、次回までペンディングにしなければならない部分もありました。今日は苦吟難吟の一日でした。(『サロメ』に関心のある方は以下のURLを参照してください。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%A1_(%E3%83%98%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A8%98)