狭山の天岑寺まで施餓鬼に出掛けました。

takuzemi2009-07-23

施餓鬼の予定が入っています。家人は今日は仕事があります。一人で狭山の天岑寺まで出掛けることにしました。武蔵野線で新秋津まで移動してから、町を歩いて西武線秋津駅まで移動します。秋津、所沢と乗り継いで、狭山市駅で下車します。バスに乗り換えて、終点の「狭山台団地」で下車します。そこからは徒歩で畑の広がる丘を一つ越えると、やっと天岑寺に着きます。結構な長旅なのです。
先祖代々のお墓は深い森の中にあります。先ずは墓地の掃除を済ませました。花を活けて、線香を立てて、お墓に向かって合掌しました。森の向こうの本堂からは、読経の声やら銅鑼の音やらがかすかに聞こえてきます。
森の道を抜けて、本堂に向かおうとしていたら、親戚の小母さんに出くわしました。父の従兄弟の奥様という人です。しばらく立ち話を楽しんでいるうちに、藪蚊に何カ所も刺されてしまいました。
本道の前には大勢の檀家の人々が集まっています。本道に上がって、焼香を済ませました。再び庭に降りて、式が終わるのを待っていたら、書道のY先生に声を掛けられました。二年ほど前に退職されましたが、文学部の同僚だった先生です。再会を喜んで、しばらく近況を伝えあいました。