「頸椎症性神経根症」という病名をいただきました。

問診票に氏名・年齢・性別・既往症などを記入して、待合室でしばらく順番を待ちました。やがて診察の順番が回ってきて、診察室に招かれました。院長のS先生は実に快活なお喋り好きな方です。初対面ですっかり気に入ってしまいました。先生は私の話を聞きながら、コンピュータに向かって軽快にキーボードを叩き、私のデータをどんどんと書き込んでいきます。面白い病院だなと先ずは驚きました。
次にはS先生は私に握り拳を作らせて、ひじを90度ほどに曲げてごらんと言います。その握り拳を先生が掴んで、力一杯の力比べをするのですね。この力比べを色々の角度で試みることで、頸椎の何番目あたりに障害があるのかが分かるのだそうです。私の場合は頸椎の6番目と7番目の間で神経根がつぶれているらしいという推理でした。
S先生の診察の後で、看護婦さんから首のレントゲン写真を4枚ほど撮影していただきました。再び診察室でレントゲン写真見ながら、先生の説明を受けました。確かに7つ並んだ頸椎の骨の6−7の間が狭くなっているのが分かります。このクリニックにはMRIがないので、別の病院での検査の予約も取ってもらいました。「頸椎症性神経根症」という病名をいただいて、何だかほっとしました。
治療法は週に数回の首の牽引と投薬だということです。10分ほど首を牽引してもらって、薬もいただいて帰宅しました。(岸町小学校のフェンスで可憐な花を見掛けました。ちょっとピンぼけです。)