Fさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2009-08-21

夏休みも残り少なになってきました。大学に出掛けてみると、学習支援課の職員さんたちは春学期の成績の整理に追われている様子です。3号館7階の研究室棟では英米科の助手のKさんが印刷物を用意している最中です。今日は研究室に詰めている先生方は少数派のようです。
10時からは研究室で相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。私の方は何の準備もしていません。Fさんの用意してきてくれた試訳をたたき台に、ブリュネルのテクストをいつものように精読していきます。それにしてもFさんの根気の良さには毎回のことながら頭が下がります。お忙しい仕事の合間を見つけて、これだけの訳文を仕上げてくるのは半端な人間には出来ることではありません。今日もブリュネルの巧みなレトリックを大いに楽しみました。
Fさんと秋学期の授業の進め方についてお喋りしました。学生が喜びそうな素材を選ぶか、それとも自分が楽しく語れる素材を選ぶか、両者が一致してくれれば一番良いわけですね。私も秋学期の「ヨーロッパの文学」では新作の講義録を数本は用意してみたいと思っています。9月半ばの授業開始まで25日ほどしかありません。ちょっと焦りますね。