『村上春樹・戦記』を拾い読みしました。

takuzemi2009-09-10

朝の起き抜けの時間は鈴村和成先生の『村上春樹・戦記/『1Q84』のジェネシス』(彩流社)を拾い読みしました。まだ、感想が書けるほどに読み進めてはいません。けれども、「多くの村上の小説においてそうであるように、大切なことを見つけるのはガールフレンドであり、男はたいていぼんやりしていて何も気づかないのだ。女が男を脱構築するのだ。」(p.16.)という指摘には吹き出してしまいました。夏目漱石の作品にも通底する現象ですね。
9時過ぎには日課の病院通いに出掛けました。マンションの部屋から降りて、駅前の広場まで出ると、まばゆいばかりの青空が広がっています。吹きくる風も爽やかで、クリニックまでのウォークを楽しめました。
「まさ整形外科クリニック」では今日もノルマの10分間の首の牽引を済ませました。(結構、気持ちが良いのです。)看護婦さんたちともすっかり顔なじみになってしまい、ほとんどアットホームの雰囲気を楽しめます。
帰り道の途中で駅前の須原屋書店に立ち寄りました。村上春樹さんの『アフターダーク』(講談社文庫)と『ねじまき鳥クロニクル』(新潮文庫)の第1部から第3部を買っておきました。来週から大いに忙しくなる予定なので、果たして読む時間が取れるものか心配です。