半田淳子著『村上春樹、夏目漱石と出会う』を少々読みました。

takuzemi2009-09-19

午後は「教員免許更新法」の講習の予定が入っています。午前中は自宅の居間でプレゼンテーションに使うパワーポイントのスライドを見直しました。余りアドリブを入れていくと話の流れが乱れます。スライドの展開に沿って淡々と話を進める方針を立てました。
ブログの更新を済ませてから、半田淳子著『村上春樹夏目漱石と出会う』(若草書房)を少々読みました。漱石のモダンと春樹のポストモダンに連続性があるという立場から、漱石の汽車と春樹の新幹線・飛行機をテーマに、両者の時間意識を比較するなど、面白い切り口が楽しめます。『三四郎』と『ノルウェイの森』の二つの作品を、地方から上京した若者が恋人を失う物語として括りながら、二つの作品の差異を点検するなど、なるほどと感心しました。
10時30分には駅ビルで買ってきたハンバーグを食べて早めの昼食を済ませました。荷物を点検して大学に移動しました。「更新法」の講習が行われている8401教室を覗いてみたら、ちょうど1限を担当するI先生の授業が終わったところでした。しばらくI先生と立ち話をしました。