テーマは漱石作品の初期から後期への変化についてです。

研究室に移動して講習の下調べを続けました。『虞美人草』の登場人物の相関関係などを確認しておきました。2時30分には8号館の4階の8402教室に移動しました。2限のT先生の講習の試験がまだ続いています。
受講生の先生方は60名ほどです。2時間の講習を2駒も受けているので、みなさんお疲れの様子です。先ずは教材提示機をセットしました。ノートパソコンにもデータの入ったUSBメモリーをセットしました。プロジェクターの調子も上々です。
今日の講習のテーマは漱石作品の初期から後期への変化についてです。漱石の思想の変化、文体の変化、小説技法の変化という3点からお話しました。面白そうな話題のところに差しかかるとついつい喋り過ぎてしまいます。後半の部分が駆け足になってしまいました。最後の30分で先生方には試験と取り組んでいただきました。
無事に講習が終わりました。生涯学習センターのNさん、Fさんと後片付けを済ませました。Fさんは上越教育大で国語学を学んだ方です。坂口安吾中原中也が好きだと言います。「汚れっちまった悲しみに」の「汚」にルビを振るとしたら何と振るかなどと楽しいお喋りを楽しみました。