「苦痛・快楽・器械的」に時間が流れていきました。

takuzemi2009-09-27

眠りが浅いのか、午前5時には目が醒めてしまいました。村上春樹さんの『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の最後の5つほどの章が読み残されています。ロッキングチェアに揺られながら早朝の読書を楽しみました。終始静謐なイメージで描かれてきた「世界の終わり」も、時にコミカルなドタバタ劇を盛り込んでもいた「ハードボイルド・ワンダーランド」も一つの結末へと向かって確実に歩みを進めていきます。数日間に渡って素晴らしく充実した読書の時間を持つことが出来ました。
イーストプレス社版「まんがで読破」シリーズの『明暗』のコピーをスキャナーで読み取って「.jpg」の画像のファイルにしました。(冒頭の数ページと結末の数ページだけです。)スキャンの作業を終えてから、画面の方向が90度ズレているのを修正しました。パワーポイントに貼り付けるために、すべての画像を50パーセントほど縮小しました。あとは順番にパワーポイントに「コピー&ペースト」すれば紙芝居の完成です。越谷の「市民講座」で使ってみようかと検討中です。
木曜日の「ヨーロッパの文学」のハンドアウトも少々点検しておきました。ハンドアウトを元にしてパワーポイントのスライドも作成しておきました。漱石の『明暗』執筆の作業にはとても及びませんが、今日はなかなかに「苦痛・快楽・器械的」に午前中の時間が流れていきました。気が付くと時計の針は正午を指しています。