冬の猫みたいに閉じ籠もっていた一日でした。

ゼミの「卒論中間発表会」を終えてから、友人たちとの飲み会に駆けつけた昨日のスケジュールがハードだったためか、午後になってどっと疲れが出てきました。無理はせずに、仕事はここまでで切り上げました。
午後はDELLのデスクトップを起動して、Webで色々と調べごとをして楽しみました。「ねじまき鳥クロニクル」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「海辺のカフカ」などのキーワードをGoogleに打ち込んで村上春樹作品についてのさまざまな読みを追い掛けて楽しみました。

しばらくWebで調べごとを楽しむうちに多少とも元気が戻ってきました。午後は村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』(新潮文庫)を読み始めることにしました。冒頭からゆっくりとページを追っていくと、主人公の暮らしている世界が少しずつ狂い始めていく描写が実に丹念に書き込まれています。これが「村上ワールド」の醍醐味なのですね。
今日は駅前の本屋さんにすら足を向けずに、ほとんど家の中だけで過ごしてしまいました。完全にデスクワーク型の一日でした。夕方になると行きつけのカフェに出掛けて、御法度の麦酒をいただきたくなるのですが、今日はそれすら億劫です。冬の猫みたいに閉じ籠もっていた一日でした。