佐藤幹夫氏の村上春樹論をを読んでみました。

takuzemi2009-09-28

朝は佐藤幹夫氏の『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。』(PHP新書)を読んでみました。一流の作家たちは誰でも「乗り越えるべき目標」としての作家を持っていると佐藤氏は主張します。そして、例えば三島由紀夫は「あいつは大嫌いだ」と常々明言していた「仮想敵」としての太宰治を乗り越えるべく幾つかの作品を書いたのだと言うのですね。氏は三島の『仮面の告白』が太宰の『人間失格』を下敷きにして書かれていると推理しています。プロットの類似点なども図表の形で提示してくれています。まだ冒頭の部分を読み始めたばかりですが、刺激的な一冊だという予感があります。追って報告することにしましょう。
10時過ぎにはL歯科クリニックに出掛けました。歯垢が赤く染まる試薬を付けてもらってから、ブラッシングの指導を受けました。その後で超音波の機械で上歯の掃除をしていただきました。私は同級生の仲間たちの中では、特に歯の悪い方に属しています。受容しなければならない運命なのでしょう。
L歯科クリニックから帰って一休みしてから、薬屋さんに買い出しに出掛けました。「GUM」の歯ブラシ、目薬、消毒用エタノールなどの切らしているアイテムを買い求めました。それから昼食用のハンバーグを駅ビルで買い求め、スーパーマーケットにも寄ってから帰宅しました。