『村上春樹はくせになる』が参考になりました。

村上春樹の作品に興味を持って読み始めてから、新書判の作品論も手に入るものは買い求めてきました。大塚英志物語論で読む村上春樹宮崎駿』(角川oneテーマ21)、佐藤幹夫村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。』(PHP新書)、石原千秋『謎とき 村上春樹』(光文社新書)、小森陽一村上春樹論』(平凡社新書)、清水良典『村上春樹はくせになる』(朝日新書)などです。
今日はその中から数冊を引っ張り出して、『ねじまき鳥クロニクル』について触れている部分だけを拾い読みして楽しみました。文芸評論家の清水良典氏の『村上春樹はくせになる』がなかなか面白くて参考になりました。
「明日から天気が悪くなるので、外出するなら今日のうちに」とテレビの天気予報が告げています。せっかくの日曜日なので、せめて浦和か大宮にでも散歩に出掛けようと思ったのですが、ここ3週間ほどの疲れが溜まって元気が出ません。午後も家でゴロゴロして過ごすことにしました。イージーゴーイングも時には必要さという開き直りです。(^_^;;
夜はNHK教育テレビの「ETV特集 太宰治”斜陽”への旅」を見て楽しみました。作家の太田治子さんが「父」太宰治の素顔を求めて旅をするという企画です。以前、家人と立ち寄った太宰の生家「斜陽館」の風景なども画面に出てきました。津軽の旅を思い出しながら番組を楽しんで夜更かししてしまいました。