英文科4年のIさんが遊びにきました。

1時過ぎには学生食堂に移動して、A定食の副食と味噌汁をいただきました。いつもの昼食を済ませました。研究室に戻って一休みしていたら、英文科4年のIさんが遊びにきました。G先生のゼミの学生なのですが、私の部屋にも良く遊びにきてくれます。「卒論がなかなかはかどらない」と悩んでいる様子です。
写真の大好きなIさんは写真家の土門拳について調べて書きたいと思っています。でも、伝記的な事実を並べただけでは、とてもオリジナルな作品にはならないでしょう。土門拳が被写体を見つめる目がどのようなものかを書きたいと言います。土門拳が尊敬している作家・志賀直哉の『暗夜行路』なども読んでみたいと言います。
Iさんと一緒に大学図書館に出掛けました。志賀直哉全集を調べるIさんと別れて、今日も村上春樹の研究書のコーナーを物色しました。3冊ほどの本を借りて研究室に戻りました。
5限の4年生のゼミでは川端康成の『掌の小説』から小品「ざくろ」を選んで読んでみました。今日はK先生の読解を学生諸君に紹介してみました。テクストの読解の方法について色々と考えてみました。