村上ワールド解説本を拾い読みしながら過ごしました。

takuzemi2009-10-12

午前中は『イエローページ村上春樹』など数冊の村上ワールド解説本を拾い読みしながら過ごしました。村上春樹の小説技法の深化と小説世界の深化とはシンクロナイズドされていると思われます。いくつもの「結び目」を媒介にして「生」と「死」の両者がニアミスを繰り返すのが村上ワールドなのかなとも思いました。村上春樹の研究者たちの中には、先行する夏目漱石志賀直哉三島由紀夫などの作品を意図的に解体して自作を構想しているのだと読む人もいます。興味が尽きません。
家人と娘と連れ立って埼玉県立近代美術館まで出掛けることにしました。北浦和まで移動するうちにお腹が空いてしまいました。先ずは腹ごしらえです。近代美術館の近くの「Something Quattro」でランチをいただきました。このお店は浦和や武蔵浦和にもチェーン店があります。親しみやすい雰囲気の素敵なお店です。ランチタイムには小さなグラスビールが200円というのも嬉しくなります。
お腹が一杯になってから埼玉県立近代美術館まで移動しました。女性軍が土産物が大好きです。先ずは売店を冷やかすことから始めました。