『村上春樹を歩く』を読み上げてしまいました。

takuzemi2009-10-15

今日は大学は「振り替え休講日」です。祝日に授業があったり、創立記念日にも授業があったりと変則的な学事暦が続きます。ともあれ、お休みは有り難いですね。自宅で色々と片付け仕事を済ませる予定です。
朝の起き抜けの時間には浦澄彬さんの『村上春樹を歩く』(彩流社)を読み上げてしまいました。後半は「世田谷の路地と路面電車」、「ハルキワールドの人工都市」(札幌)、「阪神間ユートピア」、「失われたユートピア」と続き、最終章の「神戸高校探訪記」で締めくくられます。村上ワールドの舞台となったスポットを実際に足で確かめて書いてあるのに好感が持てます。「阪神間ユートピア」では宮本輝作品と村上作品との比較を通じて、また「失われたユートピア」では三田誠広作品と村上作品との比較を通じて、村上ワールドの特異性を浮き彫りにしています。楽しく読めました。(友人のS君は神戸高校の出身です。今度会ったら高校の様子を聞いてみることにしましょう。)
本を一冊読み上げてしまってから、メールをチェックしました。友人たちへの返信を書き上げて送信しておきました。「和敬塾」で開催される10月の「K先生の読書会」のデータも送られてきています。pdfやワードのデータをプリントアウトしておきました。
11時前には街に出て、駅の「QB−HOUSE」で散髪を済ませました。スーパーにも寄って、食品を調達して帰宅すると午前中の時間はお仕舞いです。