パワーポイントのスライドを点検しました。

別所沼から帰宅して、家人とお喋りしながら昼食を済ませ、シャワーを浴びました。午後はUSBメモリーの中の「情報処理と言語文化」のフォルダーを開いて、パワーポイントのスライドを点検しました。古いデータを使い回してきたので、自分でも余り面白そうには思えません。嫌になってしまいます。「文学」の講義を新作の漱石論で固めようと構想した2年前には次々と新しいアイデアが出てきました。苦しい思いもしましたが、講義録を書くことは嫌ではありませんでした。今は私はどうやら最低の低迷期にあるらしく、良いアイデアがまったく出てきません。困ったものです。
須原屋書店で買ってきた「Ubuntu Magazine vol.01」(アスキームック)を少しだけ読みました。シャープの「NetWalker」 がOSにubuntuを採用しているため、特集が組まれているのですね。楽しく読みました。

夕方のテレビのニュースを見ていたら、ゼミでも教材として良く使っている外山滋比古さんの『思考の整理学』(ちくま文庫)がベストセラーとなった裏話を知ることができました。盛岡の「さわや書店」で店員さんの手書きのポップ広告を作って売ったところ、毎日一冊は売れるという順調な状況が続いたのだそうです。これが全国的なブレークの切っ掛けとなったと言うのですね。「さわや書店」の淡い色調のブックカバーは私の大好きなデザインです。出張で盛岡に行くたびに立ち寄っています。