地獄谷温泉「後楽館」の姿が前方に見えてきました。

長野電鉄の特急で湯田中を目指しました。車窓からは日本の原風景とでも言うべき豊かな田園風景が広がります。畑のお米はおおむね刈り取りが終わっています。リンゴ園では赤いリンゴがたわわに実っています。
湯田中からはバスに乗り換えて、上林温泉バス停まで移動しました。ここからは徒歩で山道に分け入り、山道を30分ほども歩かなければなりません。すでに夕暮れが迫っていて、山道はうっすらと夜が降りようとしています。少々心細くなりました。
やがて地獄谷温泉「後楽館」の姿が前方に見えてきました。チェックインを済ませて、さっそく露天風呂を楽しみました。お猿が入りにくることもあるのだそうです。残念ながら今日は姿は見当たりませんでした。
風呂を上がって夕食をいただきました。鴨鍋、鯉の洗い、葉物の天ぷら、生きじめ岩魚の塩焼きなどです。お喋りをたっぷりと楽しみながら、野趣にあふれたご馳走をいただきました。
夜は一部屋にみんなで集まって、四方山話を堪能しました。最近読んだ本に付いての情報交換なども役に立ちました。(写真は長野駅前の風景です。残念ながらデジタルカメラを紛失して、地獄谷温泉の風景を撮影できませんでした。)