妙高山を眺めながら温泉に漬かる気分は上々です。

妙高高原駅前の蕎麦屋で昼食を済ませました。それから路線バスに乗って「池の平いもり池入口」まで移動しました。数人の友人たちと「いもり池」を一周して楽しみました。池の彼方には妙高山の雄姿がそびえ立っています。すがすがしい風が吹いてきて、忘我の境地を誘います。池の周辺の風景に没入してしまいました。
頸南バス「ぶらっと妙高号」に乗り換えて、燕温泉を目指しました。20分ほどで燕温泉郷に到着しまし、「樺太館」にチェックインしました。部屋に荷物を降ろして、さっそく全員集合で妙高の登山道の途中にある無料の露天風呂「黄金の湯」を目指しました。10分ほどの急勾配の山道を登るので、けっこう息切れがします。10人ほども入ると一杯になってしまう小さな露天風呂ですが、妙高山を眺めながら温泉に漬かる気分は上々です。
樺太館」に戻って、美味しい夕食で盛り上がりました。夜は「しらかばの間」に集まってお喋りを楽しみました。旅の疲れが出たのか、大多数の友人たちはけっこう早寝をしてしまいました。私は樹翁さんと夜更かしをして、『ねじまき鳥クロニクル』について長々と語り合いました。村上春樹論で夜が更けていったのです。(写真は「いもり池」から望む妙高山です。)