4年ゼミ生のT君の卒論の草案を読みました。

takuzemi2009-11-17

冷たい雨の降る朝となってしまいました。大事を取って早めに家を出ました。車窓からの風景をぼんやりと眺めているうちに電車は南越谷に着いてしまいます。東武線への乗り換えも雨の日にはひときわ混雑するように思われます。
8時30分には大学に着きました。今日から1限、2限ともに新しい教材を用意しなければなりません。だいぶ以前に使ったことのある「ボンジュール・パリ」を読んでみることにしました。研究室の中に本やら書類やらが散乱しています。その中から付属のビデオテープやカセットテープを探し出すのに苦労しました。
1限は「ボンジュール・パリ」の第1章を読み上げて、第2章の冒頭の部分を数行読んで終わりにしました。第一群規則動詞などの重要な動詞の活用もおさらいしておきました。
2限は「パッショネマン」の最後のディクテの部分を済ませてから、「ボンジュール・パリ」に入りました。ビデオで視覚的なイメージを確認できるのが強みです。「芸術橋」がどのような橋なのかは一目瞭然ですから。
昼休みには4年ゼミ生のT君の卒論の草案を読みました。イタリア製のいわゆる「マカロニ・ウエスタン」とアメリカ製の「正統的ウエスタン」を比較研究するというものです。まだまだ粗削りですが、T君の映画に対する熱中振りがうかがえる良いものに仕上がっています。この方向でもっと書き込みましょう。