今週は映画「女優マルキーズ」の続きを見ました。

3限の「ヨーロッパの文学」は先週のラシーヌモリエールについてのハンドアウトに続いて、ヴォルテールとルソーについてのハンドアウトを配布しました。内容の解説は次週に回して、今週は映画「女優マルキーズ」の続きを見ました。後半でのマルキーズはラシーヌの悲劇のヒロインを演じて人気者の女優として成長していきます。けれども夫のグロ・ルネの死、ラシーヌとの恋に続いて、しだいに「悲劇」が彼女を捕えていくことになります。725教室の環境は「映画館」としてはとても最高とは言えないものです。けれども主演のソフィー・マルソーの演技は学生諸君に強い印象を与えたようです。言葉を獲得していく女の強さが描ききれていたからです。最後の15分ほどで学生諸君に感想を書いてもらって授業を終えました。
早めに帰宅して居間のコンピュータを起動しました。今日のうちに仕上げなければならない仕事が入っています。他のお二人ほどの先生方にも目を通してもらって、修正すべき部分を数カ所も指摘してもらっています。一時間ほどで何とか修正の作業は終わりました。(明日は提出の締め切り日になっています。)