「小免」選抜の小論文の問題を採点しました。

教育学部で開講されている必要単位を「聴講」という形で取得して小学校教員の免許を取るという方法が人間科学部と文学部の学生にも開かれています。ただし、教育学部の受け入れ枠に定員があります。そのため例年、教務委員の先生方が中心になって選択試験を実施しています。今年は11月18日に試験が実施されたばかりです。実は今日はその試験の採点の作業が入っているのですね。
はっきりと点数が素点で出てしまう基礎力を問う問題の方はすでにT先生が採点済みです。長文の小論文の採点を今日は数名の教員で協力して進めることになっています。採点者による評価が異なることで生じる点数の誤差を小さくするために、複数の教員が採点した点数を平均するという方法を取りました。なかなか手間が掛かります。3時間ほどの作業で何とかエクセルの最終データを出すことができました。作業が終わると窓の外はとっぷりと日も暮れてしまいました。
細かい神経を使う作業が多くて疲れが溜まっています。このところ大学では雑務が多くて読書の時間も余り取れません。少々フラストレーションが溜まってきているようです。明日は文学部の推薦入試が予定されています。午前中から面接の仕事が入っています。午後は小論文を採点する予定です。何とか乗り切るしかありませんね。