「悪い血」の部分を最後まで読み上げました。

takuzemi2009-11-25

雨の朝となりました。傘を提げて家を出ました。北越谷の駅で「ランボー読書会」の相棒のFさんにお会いしました。お喋りを楽しみながら大学まで移動しました。研究室に着いて、しばらく雑談をして過ごしました。9時からはランボーのテクストを読みました。今日は『地獄の季節』の中から「悪い血」の部分を最後まで読み上げました。
90分の読書会が終わって気がついたら、空はすっかり晴れ上がっています。朝方の雨が嘘のようです。気温も温かくて、穏やかな午後が待っていそうな予感がします。
思い立って図書館まで移動しました。ルイ・アラゴンの『冒頭の一句または小説の誕生』(新潮社)を「研究貸し出し」で借りておきました。来年の3月31日まで独占することができます。手持ちの一冊は自宅に持ち帰っているので、今日借りた一冊は研究室で読むことになります。
2限の時間帯は研究室で読書をして過ごしました。もっぱら明日の「ヨーロッパの文学」のための仕込みの作業です。ヴィクトール・ユゴーについての解説の本を読んで授業の進行を想像してみました。昨年度に作っておいた教材提示機用の「看板」(大活字のシート)も出てきました。これをスクリーンに映写しながら授業を進めることができそうです。昼休みには推薦入試の判定の教授会が予定されています。早めに学生食堂で昼食を済ませておきました。