自宅で色々と「隙間仕事」を片づけることにしました。

takuzemi2009-12-03

寒い朝になりました。おまけに雨まで降っています。今日は午後の1時からの授業です。午前中は自宅で色々と「隙間仕事」を片づけることにしました。先ずは生涯学習センターの来年度の講座の「講座実施計画書」にデータを打ち込みました。プリントアウトした草案をもうしばらく寝かせて赤ペンで修正することにしました。
4年ゼミ生のみなさんには卒論を製本するためのキット「製本工房」を注文するがどうか問い合わせるためのメールを送ってあります。その返信を確認しました。なかなか全員の足並みが揃わないので苦労します。(数名の学生諸君には電話で問い合わせる必要がありそうです。)
午前中に駅の周りを一回りして、スーパーで買い物を済ませてきました。帰宅して新聞に目を通してから早めの昼食を取りました。それから荷物をとりまとめて家を出ました。今日は寒いのでマフラーも用意しての外出です。
吉田春生氏の『村上春樹、転換する』(彩流社)を読み進めています。氏は村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を高く評価しています。「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の二つの世界については次のように書いています。「このような小説の推移は、「ハードボイルド・ワンダーランド」部分が「私」の喪失という負の方向性で私たちを感動させるとしたら、「僕」は何ものかを獲得していく正の方向性によって感動をもたらすのだということができる」(p.140.)
「私」の喪失の清澄さにも感動したことを思い出しました。