映画『マルセルの夏』の後半を観ました。

takuzemi2009-12-04

冷たい雨の日と暖かな晴れの日とが一日おきにやって来ます。天候の変化が激し過ぎて、身体を慣らすのに苦労します。今朝も早めに家を出て大学に移動しました。
1限のフランス語のクラスではマルセル・パニョール原作の映画『マルセルの夏』の後半を観ました。ジュール叔父と父とが借りたプロヴァンスの別荘で夏休みを過ごすマルセル少年の山暮らしの日々が美しい映像でつづられています。土地っ子のリリと出会って、マルセルとリリは固い友情で結ばれます。巨大な岩山ガルラパンの荒々しい風景がちっぽけな人間の運命を超越した「巨きなもの」のように聳え立っています。(この「巨きなもの」が二作目のラストシーンを予告するもののように感じるのは私だけでしょうか。)・・・マルセルの幸せな日々をたっぷりと楽しみました。
残りの時間で「ボンジュール・パリ」の第3章を慌ただしく読み上げました。2限の2年生のクラスでもほぼ1限と同様の授業展開で授業を進めました。
今日は「情報処理と言語文化」のレポートの締め切りの日となっています。準備室が都合で閉室となっているので、学生諸君が直接、私の研究室までレポートを持ってきます。昼休みにはその対応に追われました。