ゼミ生の諸君に直接アドバイスをすることにしました。

1限と2限のフランス語の授業はテキストを半分ほど読み上げてから、DVDの『マルセルのお城』を一時間ほど見ました。マルセル・パニョールの自伝が原作の映画です。『マルセルの夏』と『マルセルのお城』の二作品があります。今回見たのは二作目の前半部分です。マルセル少年がイザベルという少女に恋をする話が中心になっています。女王様のようにプライドの高い少女にマルセルが振り回されるエピソードがコミカルに描かれています。
春休みのキャンパスでは体育館の前で吹奏楽部の諸君が生演奏をしています。素晴らしいスイングです。図書館まで出掛けるつもりで通りがかったのですが、しばらく立ち止まって聞きほれてしまいました。
午後の空き時間には横尾和博著『村上春樹の二元的世界』(鳥影社)を読了しました。村上春樹の傑作『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を丸ごと一冊で論じた作品です。なかなか面白く読めました。
5限の4年のゼミでは今日は卒論の草案を持ち寄ってもらい、ゼミ生の諸君に直接アドバイスをすることにしました。英米科との合同の中間発表会も近づいていて、卒論執筆に力を注がねばならない時期になっています。自分を信じて頑張って欲しいものです。(写真は愛用のSoftBank 922SHです。メモ用に使っています。)