映画『マルセルのお城』の後半を見ました。

takuzemi2009-12-11

冷たい雨の朝となってしまいました。1限からの授業が待っています。7時30分には家を出て移動を開始しました。車中では携帯の画面にアイデアメモを打ち込んで時間を過ごしました。このところメモの量がいくらか増えています。
今日は早めに大学に着きました。授業の準備も余裕綽々です。教材、教具を取り揃えて、始業のチャイムが鳴る前に721教室に移動しました。
今日のフランス語の授業は1限、2限とも同一の内容です。「ボンジュール・パリ」の第4章の残りの部分を読み上げてから、映画『マルセルのお城』の後半を見ました。映画の後半はマルセルの父ジョゼフがかつての教え子で現在では運河を管理する下級役人をしているプジーグから運河沿いのいくつかのお城の通用門を開く合い鍵をもらい受けるところから始まります。この鍵一つで全ての通用門が開いてしまうのですね。他人の土地に無断で入り込むことも可能となる鍵なのです。この鍵のおかげで、以前は2時間半掛かった道のりが、近道をして30分足らずで踏破できることになります。ところが、ある日、最後の通用門が南京錠と鎖とで閉ざされていることに気づきます。マルセルの一家は全員が囚われ人となってしまうのです。・・・大変に面白いストーリー展開で目が離せません。ラストシーンも観客の胸を打つもので、何度見ても感動してしまいます。学生諸君もフランス映画の傑作を大いに楽しんでくれた様子です。