再びザウルスとの蜜月が戻ってきたように感じています。

冬休みに入ったら、漱石を読み直してみたいと思っています。平岡敏夫著『「坊つちやん」の世界』(はなわ新書)を買い求めておきました。大宮駅のコンコースを歩き回ってから、宇都宮線で浦和に移動しました。東口のPARCOに寄って、紀伊国屋書店を覗いてみました。こちらの書店では尾崎翠第七官界彷徨』(河出文庫)と森博嗣『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)の2冊を買い込んでしまいました。冬休みが近いと思うと、ついつい本を買い過ぎてしまう傾向があるようです。
午後は自宅の居間でゆっくりと過ごしました。4年ゼミ生の諸君に3日後に迫っている卒論発表会の念押しをするメールを送りました。友人たちとやり取りしている連句のメールも送りました。実は連句の番が私に回ってきているので、心持ち穏やかではありません。「濁り酒」の一語を使おうと思ったら、すでに「朝酒」が使われています。連句では重複するイメージはご法度なのですね。しばらく苦吟難吟しました。
ところでSHARPのザウルスをお使いの皆さんはおりませんか? 私はロワ・ジャパンのバッテリーを入手して、再びザウルスとの蜜月が戻ってきたように感じています。液晶も暗くなっている、キーボードも擦り減っている、本体のあちこちも傷が付いている、などなどの不具合は有るのですが、やはりザウルスはザウルスです。老いてなお気骨のある老婦人のような存在感を感じるのですね。大切に使いたいものです。