即席でアミダクジを作って発表の順番を決めました。

takuzemi2009-12-18

大寒波の襲来です。息子がイタリアで買ってきてくれたマフラーを首に巻いて家を出ました。駅前広場に出ると強い寒風が吹き付けてきます。首をすくめて駅のコンコースへと続くエスカレーターを昇りました。
武蔵野線の車中では山崎武也著『老後は銀座で』(PHP文庫)を読みました。タイトルが著者の主張を一行で言い切っています。上手な老後を送るには欲しいものが何でもある便利な都会で暮らしなさいと繰り返して説いている本です。なかなか面白くて楽しく読んでいます。
大学に着いて「卒論中間発表会」の準備作業をゼミ生のYさん、Oさんにお願いしました。発表用の資料のコピー作業です。
10時から予定していた開始時間は少々遅れてしまいました。今日の参加者は8名です。即席でアミダクジを作って発表の順番を決めました。
最初の発表はKさんの「『星の王子さま』〜サン=テグジュペリの実人生と物語り〜」です。「友情」「愛」「砂漠」などのキーワードを切り口にテグジュペリの人生と作品を考えています。
続くOさんはディズニー・アニメの「悪役」(villains)をテーマに悪役の分析を試みました。villain「悪人」の語源はvillage「村」なのだとする説があるのだそうで、キリスト教に従わない異教徒のイメージが元にあるのだという話です。Oさんは7項目の分類のための指標を自分で考えて「悪役」を分類しました。