今年初めての「ランボー読書会」となりました。

takuzemi2010-01-07

朝の起き抜けの時間は「総合講座6」のためのパワーポイントのスライドを点検しました。データが多少古くなっている部分もあります。週末に時間が取れれば手直しを考えても良いのですが、明日から授業が始まるので、他にも色々と片付けねばならない用事が増えそうです。手直しできるかどうか自信がありません。
スライドを1ページに6枚入れる設定で、数回分の講義のハンドアウトを印刷しておきました。
9時55分の武蔵野線で移動を開始しました。今朝も大変な冷え込みです。大学に出掛けるのも久し振りです。気が付いたら定期券が切れていました。北越谷に着いて、閑散とした道を大学へと移動しました。出津橋を渡ると、農家の屋根と屋根の間に富士山の白い峰が少しだけ顔を見せています。空気が澄み切っているのです。
10時からは今年初めての「ランボー読書会」となりました。今日はテクストを読むのではなく、相棒のFさんが書いてきた論文を読み直す作業に集中しました。ランボーの『地獄の季節』の中の一章「悪い血」について論じたものです。「悪い血」をひく「劣等種族」だと自らを規定するこのテクストの語り手を一個の演技者として位置付けようとしています。細かな部分を精読して、ブリュネルの研究書からの引用文の訳文も点検しました。