内田樹さんの『村上春樹にご用心』を読み始めました。

takuzemi2010-01-09

土曜日です。たっぷりと時間が取れます。朝は断片的な講義録の種のテキストファイルを修正する作業から着手しました。A4の紙にワードで印刷したデータもあります。「原稿クリエーター」で原稿用紙風に印刷したデータもあります。どちらも水性ペンのPILOT VCORN(赤字)でさまざまな書き込みが行われています。それらの修正すべき部分を一つずつ手直ししておきます。どこまでも下作業の連続です。今日は仕事の乗りが良くて、かなりの量の「テキスト加工」が捗りました。
大学図書館で借りてきた内田樹さんの『村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)を読み始めました。大変に面白くて止まりません。雑な読み方で著者には大変申し訳ないのですが、昼まで掛かって読み上げてしまいました。「内田先生は面白いんだぞ」と言って、学生諸君に紹介したくなるような部分もあります。「「父」の不在」の章と「うなぎくん、小説を救う」の章をスキャンしておきました。
内田さんの本は「村上春樹論」というような堅苦しいものではありません。
むしろ、村上ファンとしての内田さんが村上文学に触発されて、「内田樹の生活と意見」を語るという内容です。楽しい読書でした。(写真は内田樹さんの『村上春樹にご用心』です。)