「無事に卒論を提出しました」と声を掛けてくれました。

配布した2枚組のハンドアウトは詩人のランボーについてのものです。1枚目にはランボーの生涯と作品の特徴が解説されています。2枚目にはランボーの作品数点が宇佐美斉先生の訳で引用されています。先ずはランボーの生涯について解説してから、実際に作品を朗読してみました。「感覚」「谷間に眠る男」そして「夜明け」の3つの作品です。最後にレオナルド・ディカプリオランボーを演じている映画『太陽と月に背いて』を15分ほど見て、授業を終えました。
午後の3時は卒論提出の締切りの時間となっています。3号館7階の英文科の準備室の前には学生諸君の長い列が出来ています。助手のKさんとMさんが受け付けているのですが、なかなか忙しそうです。
英文科のIさんが「無事に卒論を提出しました」と声を掛けてくれました。やっと肩の荷が降ろせた様子です。Iさんは明後日から旅に出ると言います。「青春18切符」を使って、新潟、福島、水戸、横浜を回るのだそうです。お世話になった人々に会いに行くのが目的の旅だとも言います。「鈍行なので移動には時間が掛かります。退屈しないように、本を沢山持っていくつもりです」と言います。お気をつけて、どうぞ良い旅を!(写真は今朝の日の出の映像です。時々、ベランダから日の出の光景を楽しむことがあります。)