NHKハイビジョンの「魅惑の国スペイン 美の旅一万年」です。

浦和では先ずはCORSOの須原屋書店に立ち寄りました。村上春樹の『1Q84』についての論文を集めた『1Q84 STUDIES BOOK2』(若草書房)を買っておきました。CORSOから伊勢丹に移動して、地下の食品売り場を物色しました。サイボクハムの食材を少々買い求めました。エレベーターで移動していたら、北海道物産展が7階の特設会場で開催されている様子です。そちらに移動してみました。美味しそうな食材が色々と並んでいます。誘惑に負けて二品ほど買い足してしまいました。
帰宅して一休みしてからテレビを見ました。NHKハイビジョンの「魅惑の国スペイン 美の旅一万年」です。途中から見たので古い時代の作品は見られませんでしたが、エル・グレコの「聖母被昇天」「受胎告知」(大原美術館臓)、ガウディの「カサ・ミラ」「コロニア・グエル地下聖堂」、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」「泣く女」、ダリの「記憶の固執」と面白い作品が続々と並びます。孤独な少年ダリが夢想に耽った海辺の村カダケスの風景が印象的でした。ダリの父の別荘があったこの土地で少年は夏の日々を過ごしたのでしょう。ジョアン・ミロの「朝の星」「耕地」も素晴らしい。初期のミロが実に素朴なタッチの絵を描いていたことは初めて知りました。
私は30年ほども昔にスペイン語への情熱に取りつかれ、かなり真面目に勉強したことがありました。残念ながら、その後は怠けたので忘れてしまいましたが。・・・