5限の4年ゼミは今日で最終回となります。

昼休みには2年生のNさんが研究室にやって来ました。フランス語の授業を病欠してしまい、分からない所があるので教えて欲しいというのです。Nさんはフランス語が好きで、パリやモンサンミシェルなどにも独り旅をしたという本格派です。卒業旅行にはブルガリアに行きたいので、アルバイトのお金を貯めているところだと言います。大いに頑張ってください。
1時過ぎに学生食堂で昼食を済ませました。その足で図書館に移動して漱石論の本を2冊借りました。三好典彦『漱石の病と『夢十夜』』(創風社出版)と出口汪『再発見 夏目漱石』(祥伝社)です。午後は研究室に戻って借りてきた本を読んで過ごしました。窓の外から差し込む光が暖かくて眠たくなってしまいます。
5限の4年ゼミは今日で最終回となります。ゼミ生の諸君も頑張って卒論提出まで漕ぎ着けてくれました。今日は2月に予定している卒論最終発表会の段取りを固めました。
ところで文学部で学部を紹介するパンフレットを作成する予定もあります。広報委員のT先生にゼミ風景を数枚撮影していただきました。(うまく行けばパンフレットに載ることになります。)
同じパンフレットに「学生の一日」を紹介するという企画もあります。こちらにはゼミ生のT君に出演してもらうことになりました。コンパの打ち合わせなども済ませて、今日のゼミは早めに切り上げました。(ゼミ生のみなさん、お疲れさまでした。)駅までの帰り道はT君と同行しました。澄み切った夜空に月と星とがぶら下がっています。こんな空を19歳の春に見た記憶があります。良い夜です。(写真は白昼のキャンパス風景です。空が青く抜けるばかりです。)