宮崎かすみ著『百年後に漱石を読む』を読み進めました。

午後の1時からは文学部の教務・教職課程委員会です。W先生の司会で会議が始まりました。今日は中国に留学していた学生の単位を本学での単位と読み替える「単位認定」の案件や、一般教育予算の申請者のリストの案件などが提出されました。協議事項は早めに片付いてしまいました。残りの時間はカリキュラムの改定の動きに向けてのアイデアを詰めるフリーなディスカッションの時間に充てられました。
早めに委員会が終わったので、荷物の整理を済ませてから、大学図書館に移動しました。しばらく宮崎かすみ著『百年後に漱石を読む』を読み進めました。図書館の地下の閲覧室は読書や勉強に時間を過ごす学生諸君で一杯です。授業も終わって、試験やレポートも終わったこの時期の図書館を愛している学生諸君が少なくないのでしょう。
図書館から戻って、同僚のT先生と「文学部広報誌」の記事について打ち合わせしました。ゼミの学生諸君に書いてもらいたい文章があります。私が書かなければならない文章もあります。ゼミの発表会の写真も必要です。細かい部分を色々と詰めているうちに時間が過ぎていきます。
一日の仕事を終えて、バックパックに荷物を詰め込んで、帰路に着きました。3号館の玄関を出てみたら、正門の前のクスノキの向こうに強烈な太陽が照りつけています。クスノキと3号館の建物の生み出すコントラストが見事です。思わず歓声を上げてしまいました。(写真はクスノキと3号館のコントラストです。)