後で良く見てみたら「ちょっとピンぼけ」でした。

日本文学科の発表会は、古典、現代文学日本語教育などの各コースからの代表者が発表するというものです。多文化理解コースからは私のゼミのT君が「マカロニウエスタンにおける多様性〜絶対性への反抗〜」で発表することになっています。13101教室は教室とは言っても実は大ホールです。高い壇上で発表するとあって、T君も少々緊張の面持ちです。日本語教育の発表の後で順番が回ってきました。T君は立派なハンドアウトも用意して、準備万端ととのっています。良く通る声で落ち着いて発表できました。文句なしの出来でした。T君、お疲れさまでした。
日本文学科の発表会の後で、短い休み時間を取りました。学生諸君も私も学生食堂で簡単な食事を済ませました。
午後も6名の発表が続きました。Kさんは宮崎駿のアニメ『千と千尋の神隠し』を神道のイメージから分析しました。Mさんは服飾文化の歴史を研究しました。コールネリア・フンケの『どろぼうの神さま』を分析したHさんの卒論もなかなか面白いものでした。発表会が終わって、学生諸君に集まってもらい、記念のスナップを撮ったのですが、後で良く見てみたら「ちょっとピンぼけ」でした。どうも私は写真の腕は良くありません。
発表会の荷物を撤収して研究室に戻りました。祭りの後の淋しさというものが感じられます。T君とYさんのお二人が研究室まで荷物を運んでくれました。お二人としばらく立ち話をして楽しみました。(写真は発表会のスナップです。ちょっとピンぼけですね。)