対岸の風景を楽しみながら、帰路に着きました。

9時40分には注意事項の読みあげが始まります。受験生諸君への禁止事項が並んでいます。一通りの注意事項を読み上げてから、問題冊子、解答用マークシート、そして訂正紙の配布となります。W先生と監督補助の二人の学生には、担当する列を決めてもらっています。無事に配布物も配布し終わりました。1限の「英語」の試験は10時ちょうどに開始しました。
試験が開始してから、受験票の回収、受験生と受験票の写真の照合、欠席者のマークシートの回収、教室用受験者名簿への記入、受験状況票の記入などの作業が続きます。あまり退屈している暇などはありません。
無事に1限の「英語」の試験が終わりました。W先生とお喋りしながら受け渡し会場に戻りました。W先生は東欧のご出身です。スラブ系の言語を母語としていると言います。日本語はお上手なのですが、読み始めたばかりの村上春樹の『1Q84』は難しくてなかなか先に読み進められないと言います。
1限と2限の間は時間が短くて大変です。マークシートの点検が終わって、さっそく2限の冊子、マークシート、訂正紙を受け取り、教室に舞い戻りました。2限からは私も少しだけ配布の手伝いをすることにしました。何とか2限の「国語」も無事に試験が開始しました。
昼食を済ませて、午後の3限の試験となりました。「選択」の問題です。世界史、日本史、数学などなどの数多い科目の試験問題が一冊の冊子の中に全部入っています。当然、冊子は分厚いものとなっています。4人で分担して運ぶことにしました。色々とはらはらする場面もありましたが、無事に一日の仕事を終えることができました。(ゼミ生のT君も入試の関連のアルバイトで活躍していた様子です。)元荒川の対岸の風景を楽しみながら、帰路に着きました。