バランスの取りにくい『厳粛なる綱渡り』の日々が続きます。

ごみ捨て、食器洗い、洗濯などの家事を一通り片付けると結構な時間が掛かってしまいます。午後になって小雨がぱらつき始めました。洗濯物も簡単に乾いてくれそうにもありません。
午後の1時にはレポートを採点する作業を再開しました。3時間ほど読んでいるうちに頭の中がすっかり茫洋としてきました。今日の作業はここまでということにして、駅前の須原屋書店まで気分転換に出掛けました。
千日回峰行を二度満行した酒井雄哉老師が脳科学者の茂木健一郎氏と対談している『幸せはすべて脳の中にある』(朝日選書)を買ってみました。(企画書を書いている編集者の顔が見えるような一冊ですが。・・・)もう一冊は豊田和二監修の『図解雑学 ギリシア神話』(ナツメ社)です。3年ゼミ生の諸君の中に「卒論でギリシア神話をテーマにしたい」と言っているSさんがいます。「演劇論」の下調べにも役立ちそうなので買っておきました。
夕方になって文教大学のWebメールをチェックしました。連句仲間の風船さんからは「台北に5日ほど行ってきました。食べ歩きです」というメールが入っています。羨ましい限りです。ところで、同僚のT先生からは文学部広報誌の追加の原稿が必要だとのメールが来ていました。これは困った。急遽、原稿の草案を考えて返信のメールを打ちましたが、文章には自信が持てません。大江健三郎のエッセイではありませんが、『厳粛なる綱渡り』の日々が続きます。(写真は「France Culture」のポータルサイトの画面です。)