相棒のFさんと『地獄の季節』を読みました。

takuzemi2010-02-12

小雨のぱらつく肌寒い朝になってしまいました。折り畳みの傘をバッグに詰めて家を出ました。北越谷の駅を出たら小雨が降っています。ところが折り畳みの傘の具合が悪いのです。上手く開いてくれないので困ってしまいました。結局、傘なしで大学まで移動してしまいました。
9時からは恒例の「ランボー読書会」です。相棒のFさんと『地獄の季節』を読みました。今日は「錯乱?」の中の「飢餓」と題された詩から読み始めました。二つ目の「あれが見つかった/何が? 永遠/太陽と溶けあった/海のことさ」(宇佐見斉訳)で始まる詩を読み上げたところで時間となりました。ランボーの詩は時に読者である我々に沈黙を強いることがあります。逆に時には饒舌へと誘うこともあります。沈黙と饒舌の両極の間を行ったり来たりしながら、90分の読書会を楽しみました。
11時からは大学入試センター利用入試の合格案を判定する教授会が開かれました。入試委員のY先生の全体説明の後で、各学科から判定案についての説明が行われました。原案通りに可決されて、教授会は20分ほどで終わりました。
研究室に戻って4年生の成績をチェックしました。マークシートになっている成績伝票を教務課の窓口まで提出に行きました。「D=不合格」を付けられた諸君は再試験に挑戦することもできます。再試験の問題も近日中に用意しなければなりません。