花壇の白い花が昨夜の雨に濡れていました。

takuzemi2010-02-14

朝は少しばかり寝坊してしまいました。昨日、一日中ノート作りに頑張ったので、少々疲れが出たのかも知れません。朝の起き抜けの時間にはDELLのコンピュータを起動して、面白そうなテキストファイルを「maruman B5」のルーズリーフに印刷しておきました。
今日も『[国文学解釈と鑑賞]別冊 村上春樹 テーマ・装置・キャラクター』(至文堂)の論文を拾い読みしました。酒井英行氏の「<分身>たちの呼応」を読みました。村上春樹が作品の中に挿入している<分身>関係について分析した論文です。例えば『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の「僕」とその影などが典型ですが、ここで酒井氏は完全に別の登場人物として設定されていながら、類似性や同一性を見出すことのできる一対の人物たちを<分身>として分析しています。『めくらやなぎと眠る女』『納屋を焼く』『嘔吐1979』『ファミリー・アフェア』『ノルウェイの森』などに触れているので、短編を読み直したりしながら楽しみました。
昼前には別所沼までランニングに出掛けました。今日はまずまず穏やかな天気になりました。散歩道も散歩を楽しむ人で一杯です。沼を一周するトリムのコースは昨夜の雨でまだ湿っています。ランニングやウォーキングを楽しむ市民たちで混雑していると言っても言い過ぎではありません。今日も元走友会の会長のNさんにお会いして挨拶しました。3000mほど走って広場の原爆慰霊碑の前まで戻りました。花壇の白い花が昨夜の雨に濡れていました。