春学期のフランス語のシラバスを考えました。

takuzemi2010-02-16

朝は頭のもやもやが晴れるのを待って仕事に取り掛かりました。先ずは3年ゼミ生の諸君のレポートをゆっくりと読みました。Aさんは「ジャポニスム」について、Sさんは「ギリシア神話」についてまとめてくれました。レポートを読み上げてから、30ページ近くもある受講者名簿に記入された素点を、出席点なども加味して検討し、最終的な成績を確定しました。成績伝票のマークシートに転記するのは、もう一度目を通して点検してからです。
昨年は暇を見つけてはアラゴンの『冒頭の一句または小説の誕生』(白水社)をスキャナーで読み取らせました。冒頭の40ページほどがデジタルテキストになっています。この中から重要だと思われる部分を抜き書きして、書き抜いた言葉を巡ってのブレーンストーミングを展開したら面白かろうと思い立ちました。ワードに乗せて「maruman B5」のルーズリーフに印刷し、下半分は手書きで書き込むためのスペースとしてレイアウトしてみました。上手くアイデアが出るかどうかは午後の時間に回しておきました。
春学期のフランス語のシラバスを考えました。教員ごとに各教室で配布するためのものです。「この授業の目標、一年間の授業計画、テキスト、各時間(90分)の流れ、評価方法・評価基準、補助教材・推薦する参考書・自習書、学生へのメッセージ」・・・と記入する項目も盛り沢山です。「走書体」のノートに下書きを書き込んで考えました。