漱石作品などについての原稿を書きためています。

takuzemi2010-02-22

アラゴンの『冒頭の一句−小説の誕生』について自分なりの覚え書きをまとめてみたいと思っています。渡辺広士氏による訳書も手元に置いて読み直しを続けています。抜き書きなどのデータも「maruman B5」のノートに溜まってきました。そのデータに自分の言葉を組み合わせる形で「走書体」のノートに下書きを作ります。DELLのデスクトップを起動して、親指シフトのキーボードでテキストファイルに加工します。これを「原稿クリエーター」で印刷して、赤ペンでの修正に回すというラインです。朝は原稿用紙に2枚分だけの原稿を完成させました。生産性は余り高いとは言えません。
中公竹義さんの『100円ノート「超」メモ術』(東洋経済新報社)を真似して始めたメモ帳もだいぶ慣れてきました。このメモ帳の見開き2ページにワンテーマを巡ってのメモを取ります。(例えば「漱石の『こころ』の主人公は誰だろうか?」というテーマでも良いでしょう。)10項目ほどのアイデアが浮かべば、原稿用紙2枚分=800字程度の原稿の種とすることができます。下書きにはAPICAのハードカバーの「ツインリングノート」を使っています。こちらも「超」メモ術に倣ってインデックスを付け始めました。
春学期の「文学」の講義を充実させようと思って、少しずつ漱石作品などについての原稿を書きためています。こちらも原稿クリエーター」を使って推敲してから、「maruman B5」のノートに蓄積するという流れです。