カモたちの表情も撮影することができました。

takuzemi2010-02-23

 朝の起き抜けの時間には漱石の『こころ』についてのノートを800字ほどにまとめました。「超」メモ術のノートに書きつけた箇条書きのアイデアを「走書体」のノートで展開します。それをデジタル化して覚え書きを作っています。今日は『こころ』の主人公は「先生」なのか、それとも「私」(青年)なのかというテーマです。「私」を主人公として読み解く方向でまとめてみました。これは春学期の講義で学生諸君にも意見を聞いてみようと思っています。
 Webで調べごとをしたり、ノートに下書きを書いたりしているうちに11時を回ってしまいました。食事を取ってしまうと走るのが億劫になります。別所沼までランニングに行くなら昼食前が最高の時間帯です。思い切って出掛けることにしました。
 ランニングウェアーに着替えてマンションを降りました。駅前広場に出ると春のような暖かさです。「花と緑の散歩道」を歩いても、自然と両手・両足の振りが最大の振幅になってしまいます。同じマンションの19階に住むUさんにお会いして挨拶しました。
別所沼公園に着いて沼の周りを一周しました。デジタルカメラで風景を写しながらのウォークです。沼のほとりで日向ぼっこを楽しんでいるカモたちの表情も撮影することができました。
 ゆっくりと準備運動を済ませました。アキレス腱のストレッチも入念に済ませました。ひざもぐるぐると回転運動を済ませました。走ったり歩いたりという怠け者の走り方で3000mほどを走破しました。良い調子です。公園の外れにはメキシコのトルーカ盆地のカリストラワカで発掘された風の神・エヘーカトル・ケッツアルコアトルの複製の石像があります。不気味な表情の像の前でしばし夢想に耽りました。